カントン包茎とはどのような状態か
カントン包茎は包皮はある程度開いており、亀頭の一部を露出できる状態です。しかし、亀頭冠を越えて露出することはできないため、性行為の時に困ってしまうかもしれません。無理に露出させようとすると包皮が亀頭の冠状溝に巻き付いた状態となり、ドーナツ状に大きく腫れ上がってしまいます。
そうすると亀頭に血液が流れなくなってしまいますし、さらに放置すると激しい痛みを伴うことがあります。最悪の場合は壊死を引き起こすこともあるのでとても危険です。このようなリスクを避けるためにも早めにカントン包茎の手術を受けるようにしましょう。
カントン包茎の手術では痛みが少なく、傷跡が目立ちにくいことはもちろん、性感を損なわないことも重要なポイントとなります。Vカット法はそれらをクリアした包茎手術であり、陰茎の裏側の包皮小帯をしっかり保護しながら亀頭の直下を二重に切開するため、見た目が自然で性感帯も変わりません。カントン包茎の手術は1時間程度で完了し、入院は不要です。
カントン包茎の手術であるVカット法
カントン包茎の手術は多少の腫れを伴うとされています。特に手術当日は腫れや出血が起こりやすいため、静かに過ごすようにしましょう。飲酒や激しい運動などは避ける方が良く、手術した部分は濡らさないように注意が必要です。
入浴では湯船に浸かるのではなく、軽くシャワーを浴びる程度にしておくことが大切です。翌日から少しずつ腫れは引いていきますが、安静にした方が早めに状態が落ち着きます。カントン包茎の手術の際には麻酔を使用します。
麻酔液に含まれる成分や圧迫などにより止血されていますが、場合によっては手術後に再び出血することがあります。そして、手術後に血管収縮剤の効果がなくなると血腫が生じることもあるでしょう。
これは手術後3~4時間後くらいに発生しやすいのですが、手術後24時間以内の場合は血圧が上がることで発生してしまう可能性も考えられます。このようなリスクを下げるためにも手術後はできるだけ安静にすることが大切です。
まとめ
一般に中学生になると亀頭が出てくるようになりますが、高校生になっても包茎の場合は手術が必要になるかもしれません。カントン包茎の手術では自然な見た目であることはもちろん、性感を損なわないことも重要なポイントとなります。
Vカット法はある程度の包皮の余裕と亀頭直下で行う治療であり、実績の方法な医療機関を受診することが大切です。包皮が余り過ぎると一部亀頭が被さることがありますし、逆に包皮を切除し過ぎると勃起時に包皮が突っ張ってしまうこともあります。